Plasmatreat、新テクノロジーセンターをシリコンバレーに設立

Plasmatreat USAは、グループ会社の4th Stateと共同で2017年春、1,500 m2の広さを誇るテクノロジーセンターをカリフォルニア州ヘイワードに設立し、これに合わせてオープンハウスイベント「Surface-Tech-Days」を開催しました。

この広大な実験・技術施設は、両社が共同で利用します。ヘイワードにおいて、Plasmatreatがさまざまな顧客向けテストや、ありとあらゆる前処理プロセスの開発を行う一方、4th Stateは顧客に合わせて個別受注生産を行うほか、低圧プラズマの新しいプロセスの開発も手がけます。

期間が短かったにもかかわらず、オープンハウスイベントには200名を超える参加者がありました。「これだけ大勢の方に来ていただけるなんて思ってもいませんでしたが、それだけに喜びもひとしおです。ゲストの皆様にすばらしい機会をご提供できたわけですから」と、Plasmatreat USAのCEO、Andy Stecherは語ります。2日間の「Surface-Days」セッションでは、貴重な講演や実演が行われたばかりではありません。このイベントは、部品製造時の表面処理をめぐるさまざまな問題のソリューションを見つけようと日々ひたすら取り組んでいるエンジニア、研究者、応用技術者たちが直接意見を交わすことのできるプラットフォームにもなりました。

Plasmatreatが長年にわたって多くの業者や研究施設と培ってきた密接な協力関係や技術提携を受けて、アメリカ内外の18名が講演し、最新の適用事例や開発についてプレゼンテーションを行いました。テーマとしては、複合材料やハイブリッド製造におけるプラズマの使用、OSEE測定による表面の品質保証、新しい故障分析方法、生物医学におけるマイクロ流体システムや診断システムのプラズマ処理、あるいは湾曲した電子ディスプレイや3Dオブジェクトをプラズマ処理する際の課題などが取り上げられました。活発なディスカッションラウンドでは、それぞれの講演テーマについて深く広く議論が行われ、参加者は皆、自らの抱える技術的問題について、表面処理のエキスパートに意見を聞くことができました。

参加者をとりわけ熱狂させたのが、両日とも行われたダイナミックな実演です。これは既存のあらゆるプラズマシステムを組み合わせたものでした。大気圧プラズマに低圧プラズマ、プラスチック、フィルム、金属、ガラス、セラミックスの前処理、エレクトロニクスの製造にデジタルプリント、医薬産業、航空産業、自動車産業、消費財、繊維製造、その他多くの分野において 、 Plasmatreat / 4th Stateチームは新テクノロジーセンターが今すぐにでも提供できる多彩な技術をゲストのみなさまに披露することができました。

ヘイワード「Surface-Tech-Days 2017」のフォトギャラリー

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