productronica China 2017- 見本市を振り返って - プラズマトリート、

プラズマトリート社はこれまでproductronica Chinaに6回出展し、大きな成果を収めてきました。この見本市はアジアを代表するエレクトロニクス産業の見本市で、3月に上海新国際見本市会場で開催され、今回は28カ国から出展した1,230のブースに、過去に例をみない68,000人を超える人々が訪れました。

今年、ブース訪問者の質問に対応したのは、10人からなるプラズマトリートチームでした。チームを率いるのはプラズマトリート・チャイナのゼネラル・マネージャー、ケルビン・チェン。彼を補佐するのはプラズマトリート・シンガポールのマネージング・ディレクター、トーマス・マーカート、プラズマトリート本社のエレクトロニック・アンド・メディカルのビジネス・デベロップメント・マネージャー、ライナー・シューベルト、さらにはプラズマトリートUSAのインターナショナル・アカウント・シニア・マネージャーのエド・ローリンで、チームはエレクトロニクス分野におけるプラズマトリートの最新の適用事例を披露しました。プレゼンテーションで重点を置いたのは、電子ディスプレイをシーリングしたり、絶縁材注入(potting)前の電子部品に前処理を施したり、絶縁保護コーティング(conformal coating)前のSMDボードを、電位をかけずにプラズマ処理したり、さらには自動車産業で使用されるさまざまな電子部品を微細洗浄し、同時に活性化、さらに機能的ナノコーティングを施したりすることでした。

見本市でのライブアトラクションは、特殊な内部構造を有する大型の円形のロボットセルでした。このセル内には、モデルRD8004のプラズマローテーションジェット、PCUプラズマコントロールユニット、KUKAロボット、それに8つのサンプル部品を載せたターンテーブル、さらに3つのモニターが設置されていました。ロボットコントロールされたプラズマローテーションノズルが、さまざまな電子部品(ECUコントロールユニット、プラグインコネクタ、エンジンポンプハウジング、カーバッテリー、SMDプリント基板、コンピュータータブレット、LED lead frame、センサー)に対して次々に個別の前処理を施していく様子を、ブース訪問者は興味津々で見入っていました。モニターには、こうした特殊な使用事例に関する詳細情報が表示されました。

エド・ローリン(プラズマトリートUSA)は、International Adhesive Technology Innovation Forumで「Atmospheric Plasma for Microelectronic IC Package Manufacturing」と題する興味深い講演を行って、見本市出展をさらに盛り上げました。

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