4月25日、上海新国際博覧センターでアジア最大のプラスチックメッセCHINAPLASが開催され、40か国から約3,300の出展者と全世界から約15万人の来訪者が訪れました。「Made in Germany」をモットーに、ドイツのパビリオンだけでも150の出展者が、それぞれの出品物を展示しました。そして今年、プラズマトリートは20年間に及ぶ技術開発の歴史を紹介しました。
プラスチック加工業者は、プラズマトリートにとって最大のユーザーグループを形成しています。中国プラズマトリートのジェネラルマネージャーであるCalvin Chenは、自動車産業、パッケージング産業、家庭用品産業、エレクトロニクス産業の製造業者、ならびに医療技術、射出成形技術の製造業者に、今回特に注目しました。
20年に及ぶプラズマトリートの技術開発について来訪者に知っていただくことで、昨年の大きな20周年式典を振り返りました。その歴史は90年代半ばに開発された、アナログで作動する最初の型式FG1001のプラズマ発生装置から始まり、回転速度、空気圧またはプラズマ強度といった様々なプラズマパラメータを個別に制御することができるデジタルシステムの新しいPCU(Plasma Control Unit)にまで至ります。
ドイツからプラズマトリートグループの社長兼CEOであるChristian Buske、エレクトロニクス&メディカル事業開発マネージャーRainer Schobert、およびマーケティング責任者Christine Hennesが、またシンガポールからはマネージングディレクターのThomas Markertがこの特別な場に出席し、プレゼンテーションの際にCalvin Chenと彼のチームをサポートしました。
「TreatScreen」のライブ・インストールが、来訪者の大きな注目を集めました。様々な産業分野におけるOpenair®-プラズマの利用実績紹介のため、未処理のプラスチックから生産過程でのプラズマ処理を経て完成品に至るまでの、様々な産業における実例映像を大型スクリーンに映しました。さらに、この映像と同時に、本物のプラズマで6軸ロボットが型式RD1004の回転ノズルをライブで制御する様子を、大型モニターでシミュレートしました。
Calvin Chenは、Chinaplas 2016を非常に満足そうに振り返りました:「各産業の代表者の反響は、今年は特に大きかったと思います。昨年比で来訪者数の30%増を記録することができました