プラズマトリート社 - 第14回国際営業会議

恒例となっている大規模な営業会議は14年前から続いています。毎年、プラズマトリート社の社長であるクリスチャン・ブースケ氏が、クリスマスの1週間前に、営業、製造、マーケティング、研究開発部門のスタッフを招いて国際営業会議を行っています。

昨年末は4つの大陸から支社・代理店の代表とスタッフが会議の行われるビーレフェルトと本社拠点のシュタインハーゲンに招かれました。内容も多彩で、会議の他にも、研修、ワークショップ、講演、ヴェストファーレン地方と隣のニーダーザクセン州の企業見学など盛りだくさんでした。

「今では35カ国にまで広がった営業担当者間のオープンな異文化交流は非常に重要だと考えています。この会議では仕事上で協力し合うだけでなく、個人的なつながりを深めることで、国際的な営業チームとして成功につなげて欲しいと思っています。」とブースケ氏は語りました。

約1週間に及ぶ会議のハイライトは高名な講演者による「自動車」をテーマにした講演シリーズです。プラスチック・接着技術エンジニアのDr. Horst Stepanski氏(Stepanski Engineering社)は「Adhesive Bonding Process in Modern Automotive Production (最新の自動車製造における接着プロセス)」、接着の専門家であるJulius Weirauch氏(3M Deutschland GmbH社)は「Adhesive Bonding – A Practical Approach to Stainless Steel and Mixed Material Joints (接着 - ステンレスと複合材料接合への実用的アプローチ)」というテーマで講演しました。

Dr. Marc Breithecker氏(BMW Group社)が、「BMW i – The Future of Mobility (BMWi – モビリティの未来)」の中で都会のモビリティに新しい発見があると印象深いプレゼンをした一方で、Dr. Uwe Lommatzsch氏(Fraunhofer IFAM研究所)は、「Plasma for Corrosion Protection (腐食防止のためのプラズマ)」で新しい大気圧プラズマコーティングのアメリカでの市場に目を向けました。

その他の講演者としては、Thilo Stier氏とEdgar Düvel氏(AKRO-PLASTIC GmbH社)が「Trends in Plastic (プラスチックのトレンド)」と題して、最新のプラスチック複合材の特徴を、Prof.Denis Dowling教授(University College Dublin大学)は「Plasma Treatments and Process Contol Using the Plasmatreat Source (プラズマトリート社装置を使ったプラズマ処理とプロセスコントロール)」について報告しました。

インラインで大気圧プラズマを活用した自動車の構造接着について、接着剤の専門家であるKlaus Esser氏(EFTEC AG社、スイス)が「OEM Car Assembly Bonding (OEMでの自動車アッセンブリー接着)」で発表し、また、Dr. Thomas Willers氏(Krüss GmbH社)は「Contact Angle Measurement to Monitor Plasma Treatments (プラズマ処理をモニタリングする接触角の測定)」というタイトルで、プラズマ処理前の表面測定で使われる最新の接触角計を紹介しました。

会議の最終日は例年通り2014年に販売したアプリケーションと達成した売り上げの発表があり、クリスチャン・ブースケ氏がこれまでの最高の業績をあげることができたことをスタッフと支社・代理店の代表と共に祝いました。

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