展示会レポートglasstec 2014:プラズマトリート社の初出展は大盛況

国内外から1,217の出展社と約43,000人の来訪者を迎えた国際ガラス製造・加工機材展glasstec 2014が、10月21~24日までドイツ・デュッセルドルフで開催されました。

これはガラス産業の全バリューチェーンが勢ぞろいし、ガラスのあらゆる可能性を発信する世界でもユニークな国際見本市です。プラズマトリート社にとっては今回が初出展となりました。

プラズマトリート社は"The Next Generation of Glass Surface Treatment"を掲げて大気圧プラズマを使ったガラス表面へのファイン洗浄、層剥離、ナノコーティングの最新開発を、ガラス製造、加工業界に向けて発信しました。
テーマを、断熱ガラス製造と窓、特殊ガラスとその加工、ソーラーモジュールへのプラズマ応用と導電性合わせガラスの3つに分けて展示しました。

ガラス用途のスペシャリストであるペーター・ラングホーフとバス・ブーザーをはじめとするブーススタッフは、ガラス業界におけるOpenair®プラズマテクノジーの活用、導入実績などを交えて来訪者と商談を進めることができました。

例えば、光学業界でも世界のトップメーカーではプラズマトリートの技術を、非常に敏感なレンズのファインパウダーコーティング洗浄に長年に渡り活用しています。他にも、化粧品容器トップメーカーの1つは、毎年、何百万個もの高級香水用小瓶にOpenair®プラズマで印字前の処理を施しています。シャワーブースのメーカーは、Easy-to-Cleanコーティングの前にOpenair®プラズマを使いガラスの洗浄を行います。その後、接着箇所のみ、再びプラズマで選択処理をし、表面層を剥離します。同じく自動車製造においても、有名メーカーでは運転席と助手席側のガラスをまずプラズマで洗浄し、防汚コーティングを行います。このナノコートは、所謂„lift-bar"接着箇所にあり、後にミリ単位の正確さでOpenair®プラズマにより剥離されます。

ブースへは様々な産業分野からだけではなく、世界中からお客様が訪れました。「来訪者のうち約70%は国外からのお客様でした。」とPlasmatreat GmbHのマーケティング担当者のフィリップ・アルベルトメルヒャーは今回の出展を振り返り、「今回の成果に非常に満足しています。初日からたくさんの方に来訪いただき、弊社の技術に寄せられた関心の高さが、今回の出展を大成功へと導いてくれたものと思っています。」と締めくくりました。

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