見本市を振り返って:東京で開催された1st JOINING JAPAN(第1回接着・接合EXPO)で、大勢の訪問者がプラズマトリートに注目

第1回接着・接合EXPOは、自動車、造船、航空機、エレクトロニクス、建築などさまざまな分野における革新的な接着・接合プロセスをテーマとした、アジアにおける最新の国際的な展示会です。「高機能素材Week」の一環として4月5日から7日にかけて東京で開催され、世界中から大勢の方々が訪れました。

見本市を訪れた方の中には、大気圧プラズマを用いた接着プロセスの前処理方法に関心を持ち、さらに詳しく知りたいと望んでいた方が多数おられ、日本プラズマトリート社のセンセーショナルで斬新なデザインのブースで、エキサイティングなプラズマライブショーに満足していただけました。

Openair®プラズマテクノロジーは、接着・接合プロセスにおいて、実にさまざまな形で利用することができます。そこで、日本プラズマトリート社の丹羽秀人副社長が率いる5人のブースチーム(丹羽秀人、田中雄二、青木丈治、水野航、村山実沙子)は、できる限り幅広い専門分野の方々との応対に務めました。ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリアミド、チタン、ステンレスやアルミニウム、シリコーンゴム、さらにはガラスといったさまざまな素材を瞬時にプラズマ処理するだけで、溶剤ベースの化学物質は一切用いずに最適な接着結果が得られることを、訪問者はライブで体験することができました。

プラズマライブ

1.ロボットコントロールによるマルチプラズマ処理

KUKA社の6軸ロボット制御によるOpenair®プラズマノズルを用いて、3種類の異なるプロセスを想定した3種類の対象物を一連の手順で精密洗浄し、活性化しました。

  • サッカーボール:球形のプラスチック表面を前処理、その後インクジェットデジタルプリントで個別に印刷
  • ボトルキャップ:プラスチック表面を前処理、その後パッド印刷
  • プリント基板(PCB/SMT):プラスチック表面を前処理、その後コンフォーマルコーティング

 

2. 「プラズマライブショー」

プラズマトリートの「プラズマライブショー」は、世界各国で見本市ブースを訪れる方々に、さまざまな材料を自分自身でテストする貴重な機会を提供しています。この見本市でも、「プラズマライブショー」には2つの目的がありました。それは、プラズマ処理した表面の最適な濡れ性と接着特性の向上の証明です。どの訪問者も上述の8種類の材料のサンプルをテストすることができ、大きな関心を寄せていました。

今回の見本市出展では、訪問客50パーセント増という大きな成果をあげることができました。日本プラズマトリート社のチームは、早くも次回2018年の接着・接合EXPOを楽しみにしています。

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