難しい課題を歓迎 - ボンドエキスポ2016で当社ブースにおいでください!

接着剤からまず溶媒を除去し、プライマー工程を省くとしたら? 部品の予備洗浄と活性化を単一作業ステップで行うとしたら? コストを下げながら、同時に品質を上げ、あるいは、不良品を減らすとしたら? しかし何より、 AがBへの接着を拒む場合、いったいどうすればよいでしょう?

シュトゥットガルトで開催されるボンドエキスポで、プラズマトリート社は接着技術をめぐるさまざまな課題に、その場で挑戦します。マーケットリーダーとして、今年、プラズマトリート社が前面に打ち出すのは、システムや装置ではありません。個別事例に応じたソリューション発見のノウハウ、個別アプリケーションに即した対策、そして実装に向けたお客様への個別サポートです。

プライマーは不要 -Openair®プラズマノズル・テクノロジーは、環境を損なわずに、材料表面の接着力を高めます。(写真:プラズマトリート社)

「20年を超える当社の経験をもとにソリューションプロセスを実現していく作業は、課題が複雑であればあるほど面白いんです」と、販売部長のヨアヒム・シュースラーは今からすでにやる気満々です。

さらに、ボンドエキスポの来場者は、接着技術上の問題が生じている自社の部品を、それがどんな材料であろうと、プラズマトリート社のブースに持ち込んでテストし、プラズマ処理させることができます。表面エネルギーの特定のため、KRUSS社のモバイル・サーフェス・アナライザー(MSA)接触角の測定を行います。測定は、プラズマ処理の前後に一度ずつ行います。この測定結果から、接着構造の基盤として必要な湿潤性について、確かな所見が得られます。

初回の測定後、試験体は移動式の応用技術ラボにおいてOpenair®プラズマで洗浄され、活性化されます。プラズマと基質との化学的および物理的相互作用による活性化の過程で表面エネルギーが上昇します。無極性プラスチックは、処理すると有極になり、その表面エネルギーが上昇します。アルミニウムやガラスは、材料そのものはよい値を示すのですが、たいていの場合、有機付着物またはその他の汚染により、良好な接着特性の観点で表面エネルギーが効力を発揮できません。しかし、ここではプラズマの超精密洗浄効果によって洗浄と付着物の除去が行われ、基質にすでに存在する高い表面エネルギーが、再び姿を表すのです。

プラズマ処理はわずか数秒で終わり、その後、接触角をあらためて測定します。すると、来場者は大気圧プラズマによる材料表面の改善が部品にどのような作用をもたらすかを正確に知ることができます。理論的には、すぐに次の加工工程にまわすことが可能です。

ボンドエキスポ見本市、シュトゥットガルト、2016年10月10日~13日
ホール9、ブース9503

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