31か国1088社が出展したproductronica China(国際電子部品製造技術専門見本市)が、3月に中国・上海で開催され、6万人を超える来場がありました。中国の電子関連製品の開発と製造をリードするこの見本市で、今年のプラズマトリート社はリードフレームと電子部品の大気圧プラズマ前処理の最新開発を展示し、大変なご好評いただきました。
今年の出展では特に、自動車、航空電子部品、電子基板のディスプレイ、高性能バッテリーのメーカーと接続機器のOEMにターゲットを当てました。これらの業界にとってプラチナ仕上げ、FR4や銅製LED基板への接着やラミネート前の表面前処理は、高い密着性と電子部品の性能を確実にするために必要不可欠です。
Calvin Chen氏(プラズマトリート中国支社長)とスタッフはプラズマトリート・シンガポール支社長のThomas Markert氏とドイツ・プラズマトリート社の電子部品・医療ビジネス開発マネージャーのRainer Schobert氏がサポートする中、Openair®プラズマテクノロジーの高い前処理能力をブース来訪者に、ライブのデモンストレーションで披露しました。6軸ロボットに取り付けられたローテーションノズルが基板、ディスプレイやリードフレームを一瞬にして洗浄と同時に活性化する様子をお客様にご覧いただきました。
特にブース来訪者の関心を引いたのは、新開発のリードフレーム処理システムです。これまで真空チャンバー内でしかできなかった処理が、常圧で可能になりました。2本のローテーションノズルヘッドを取り付けたRD2005ノズルにより、プラズマ装置はファイン洗浄や活性化だけでなく、例えば、銅の酸化還元にも使うことができます。PlasmaPlus®システムと併用・拡張すると、それに加えて、腐食防止や仲介接着層といった機能的プラズマポリマーコーティングが可能になります。
前年と比べてブース来訪者が約40%もアップし、プラズマトリート中国支社にとって実りの多い出展となりました。
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