プラスチック国際見本市Plast Eurasiaが2014年12月4 ~7日までの間トルコ・イスタンブールで開催され、2万5千人が来場しました。41か国から1154もの出展社が最新のトレンド、製品、開発を展示しました。中東、中央アジア、北アフリカ、バルカン半島地域のプラスチック関連業界で最も重要とされるこの見本市での出展は今回で6回目となりました。
„Next Generation"をテーマにHakan Sağkal(プラズマトリートトルコ・中東地域社長)は、スタッフのNilgun AlioğluとMetin Aktuğと一緒に、Openair®プラズマ技術とPlasmaPlus®大気圧プラズマコーティングの最新の応用と製品開発を来訪者に紹介しました。
注目を集めたのは装置の処理実演で、今年はデジタルプリントへの大気圧プラズマの活用に焦点を当てました。
出展に際しては、システムパートナーのPIMMS社、トルコのMimakiプリンター社の協力を得て、フラットベッドタイプのMimaki UVプリンターUJF-3042を準備していただきました。Janomeの3軸テーブルロボットにローテーションノズルRD2004を取り付け、小さな印刷前のポリプロピレンとABS樹脂のクレジットカードをプラズマ処理しました。この処理の目的は、極性のないプラスチックにUV印刷用インクの長期安定密着の前提となる48mN/mの表面張力を与えることです。プラズマ処理の直後に接続されているデジタルプリントで来訪者は印字の高い耐摩性を体験することができました。
「今回の出展も大盛況でした。トルコからだけでなく、隣国のイランやブルガリアからも新規のお客様が来られました。印刷業界の様々な分野から専門的な知識を持つお客様の来訪があっただけでなく、自動車、白物家電、パッケージング業界のトップクラスの企業の方も関心を持ってくださったことが大きな成果であったと思います。」とSağkalは今回の出展をまとめました。