PlasmaPlus®によるプラズマ重合は、糸の表面に機能性ナノ層を添加する極めて効果的なプロセスです。使用する前駆物質に応じてこの層を調整し、親水性または疎水性にすることができます。布地の機能化に関連する用途の一つとして、難燃性コーティングがあげられます。
フランスの研究機関CREPIM(Centre de Recherche et d’Etude sur les Procédés d’Ignifugation des Matériaux)では、プラズマ重合による布地の難燃効果に関する幅広い研究を行っています。極めて薄いガラス状の層をコーティングしただけでも、コーティングが無機性を備えているため、ポリマー繊維の可燃性は大幅に減少します。