一般にプラスチックフィルムの製造は、インフレーションフィルムとフィルム延伸プロセスを用いて行います。多くの場合、この種のフィルムに印刷・仕上げプロセスを施す前に、コロナプロセスを用いた前処理を行います。ただし、コロナプロセスを利用した場合、小さな表面張力しか得ることはできず、わずか数週間の貯蔵後には、その表面張力が大幅に減少してしまうという問題があります。また、処理ローラーがごくわずかに汚染しただけでも、材料の反対側にピンホールが生じる可能性があります。
プラズマトリート社では、パッケージングフィルム (標準的なウェブ幅2.2~8メートル) の前処理用として、特に信頼性の高い2つの大気圧プラズマ処理工法を開発しました。