一般にプラスチックフィルムの製造は、インフレーションフィルムとフィルム延伸プロセスを用いて行います。多くの場合、この種のフィルムに印刷・仕上げプロセスを施す前に、コロナプロセスを用いた前処理を行います。ただし、コロナプロセスを利用した場合、小さな表面張力しか得ることはできず、わずか数週間の貯蔵後には、その表面張力が大幅に減少してしまうという問題があります。また、処理ローラーがごくわずかに汚染しただけでも、材料の反対側にピンホールが生じる可能性があります。

パッケージングフィルムウェブへのプラズマ処理
プラスチックフィルムパッケージングのインクの密着性向上

プラズマトリート社では、パッケージングフィルム (標準的なウェブ2.28メートル) の前処理用として、特に信頼性の高い2の大気圧プラズマ処理工法を開発しました。

  • Plasmatreatグロープラズマ 法を利用すれば、コスト効率に優れ、耐久性を備えた表面活性化を行うことができます。このプロセスでは、表面張力を最大 64 mN/m まで高めることができます。
  • 特許取得済の特殊なシートダイ技術とOpenair-Plasma®プラズマ処理を利用すれば、プラスチックパッケージングフィルムの片面のみに前処理を施すことができ、反対にピンホールが生じることはありません。また、安定した接着強度を維持することができます。Openair-Plasma®のプラズマ処理の長所は、高速加工やリサイクル材料を使用した際に、特に顕著に発揮されます。
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