フォーミングガスプラズマの形成による燃料電池・バッテリーの接点の安全なクリーニング

一般にOpenair-Plasma®システムでは、圧縮空気をアシストガスとしてプラズマを供給します。しかし、表面から酸化層を除去する必要がある場合には、必要な機能成分と気体の混合ガスにアシストガスが置き換わってしまい、効果を妨げてしまいます。窒素と水素を混合して形成したガスは、この種のプラズマクリーニングに非常に適した機能を備えています。水素については、危険性のない、爆発を生じない混合比(5%以下)で供給します。

それにより形成される気体プラズマは、通常のOpenair-Plasma®とは全く異なる特性を備えています。材料の表面に酸素を取り込む代わりに、プラズマ処理により酸素を確実に除去します。酸化レベルが高い銅表面であっても、短時間で酸化層を除去することができます。この方法によるプラズマクリーニングを利用すれば、接点のクリーニングを安全に行うことが可能となり、したがって燃料電池やバッテリーにとって極めて重要となるはんだ付けプロセスやコーティングプロセスを確実に再現することができます。

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