HELLA Australia Pty Ltd.

Openair-Plasma®による品質保証

自動車用ヘッドライトの製造では、ポリプロピレンの覆いにポリカーボネートレンズを接合するにあたり、非常に高い密閉性を保たなければなりません。微小な隙間があっても湿気が浸入し、ヘッドライトレンズの損傷に繋がり、結果としてライトの放射角が制限されることになります。

オーストラリアにある HELLA社は、ドイツのHELLA GmbH & Co. KGaA, の完全子会社ですが、初めての海外工場として50年前に設立されました。この工場では、PP製の覆いの窪みは、2kgのシリコン接着剤を塗布する前に、Openair-Plasma®を用いたローテーションノズルを通して洗浄・活性化されています。この作業の間、PPの表面エネルギーは、35Jm/m² から72mJ/m² 超にまで上昇します。こうして接合部の接着力が強化され、完全な密閉性を維持します。

RD1004型プラズマノズルの回転により、PPの窪みだけでなく、側面も同時に活性化されます。この処理は、プラズマトリート社が世界中で特許を取得していますが、処理される素材に特に丁寧に作用します。プラズマを放出し、一点にエネルギーを集中させるのではなく、円形に分散させるからです。

これとは別に、HELLA社の主任アッセンブリー・エンジニアDavid Byrneは、特にプラズマトリート社ジェネレーターFG5002Sの高い安全性と再現性を次のように高評価しています。
「ジェネレーターには、PLCコントローラーが装備され、タッチスクリーンにはオペレーティングメッセージ、エラーメッセージが正確に表示されます。我々にとって最も重要なことは、制御システムの上流と下流を信号で繋いでいる点です。」 電流、電圧、周波数、回転数、プラズマ強度、光ファイバー探知、その他の監視機能は、すべて、HELLAの高レベルのセル制御システムにフィールドバス・インターフェースを追加することで変換することが可能です。
「プラズマ活性化の程度と監視機能とエラー診断の正確性は、高品質な製品の生産を約束してくれます。」

Openair-Plasma®を導入するメリット:

  • 複雑な形状の活性化表面処理が可能
  • PPとPCを接合する際の接着性の強化
  • ロボットへのインタグレーションが容易
  • 表面処理の安全性と再現性の保証
  • 生産品質の向上


HELLA Australia Pty Ltd
www.hella.com.au

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